教育内容
※月・木は給食、水はおやつ(午前保育11:00降園)、火・金はお弁当になります。
生活力とは
園児が自由に遊びを楽しんだり、ルールを学びながら友達と一緒に行動したり、
先生のはなしや説明に耳を傾けたりするときの「意欲」を育成します。
日常生活で発揮する実行力の芽生えは、こどもの一生を支えます。
「生活力」の育成は、下記5領域の土台になります。
■生活
習慣形成
食事・トイレ・手洗い・衣服の着脱などは人生の初期にかたちづくられ
る生活の基本です。健康・栄養・衛生、安全、非常時の訓練、休息など
の科学的生活態度も養います。
自由研究
こどもの自由意思にもとづく自発的活動は「あそび」の原点です。日常
生活の断片的知識を関係づけることが探索心の動因となって、こどもは
諸々の能力の「資質」を培っています。
労作
観る、問う、手伝う、自分でやってみる、みんなと協力するなど、自分
たちの生活運営上の問題意識へ目を向けて、みんなで解決しようとする
意欲や態度を育てます。
■芸術
音楽
音に耳を傾け、音をたのしみ、歌える喜びを味わうことを中心に、演奏・
表現・鑑賞・創作を通じて、調子を合わせることや、調和を聴き分ける
感性を養います。
運動 - 体育
オニごっこ、ボールあそび、水あそび、車押し引き、ブランコゆり動かし
などのほか、音楽との関連から、ゆうぎやダンスなど、より総合的な全身
運動を行います。
美術・工芸
身近な素材や用具を使って、大まかなデザインや組合せの形をつくったり、
水彩画、毛筆による水墨彩色描画、指描画、砂絵などの粗大な表現技術に
学びながら、創作表現をする造形美術です。
■社会
文化・社会研究
他の者の存在に気づき、友だちと協力して作業することや、自分の行動に
ついて責任をおぼえること、また友だちとの小さな争いは自分で解決でき
るようになるなど、少グループの中の信頼すべき一員としての資質を養い
ます。小さな集団による生活文化・社会のなかで、世の中のしくみや成り
立ちの原型を学びながら、社会的知見の芽生え発展をめざします。
■自然
自然 - 科学 - 数学
園児は動植物の世話をよくいたします。他を愛する心、思いやる心は実践
的な行為をくり返すことでしっかりと根付きます。また四季を通じて自然
界に生起する現象にふれ、見つけ出す、たしかめてみるなど自然法則の
不思議と初歩的な科学態度を培います。さらに物語化を通じて数唱や計数、
測量などを経験し、思考・判断や創造・推理する感性を働かせます。
■言語
言語・技術
先生や友だちと生活会話を楽しみながら、コミュニケーションの基礎的
能力を高めます。聞きとる力、伝える力の受容と表現力を高めて、人間
関係における社会的適応力の資質を養います。
文学
ストーリーテーリングによる鑑賞を通じて、文学作品についての文脈や
大意を理解し、把握します。さらにお話語彙を豊かにしてお話作りをす
るなど、読書好きの人間に育つよう注意を払います。